朝鮮民主法律家協会、在朝日本人女性の故郷訪問問題で談話
朝鮮民主法律家協会スポークスマンは18日、在朝日本人女性の故郷訪問事業と関連して談話を発表し、日本側が引き続き人為的難関を作っていることに深い憂慮を表明、次のように指摘した。
在朝日本人女性の訪日は2回にわたり行われ、彼女たちは両親や親戚との再会を果たした。しかし、日本は「国籍離脱者」のレッテルを被せて、一部の在朝日本人女性の故郷訪問を阻んでいる。
日本の国籍法によると、日本人が外国国籍を持つと、自動的に日本国籍を失うようになっているという。配偶者とともに共和国に来たすべての日本人は、各自の希望と念願によって共和国の公民権を取得しており、日本側が言うように故郷訪問対象から「国籍離脱者」を除外するのであれば、共和国在住の日本人女性は1人も故郷を訪問できないであろう。
日本側のこうした不当な行為に在朝日本人女性たちは幻滅し、故郷訪問を取り消すなどしている。
彼女たちが故郷に行くか否かは彼女たちの自由意思によるものだ。在朝日本人女性の故郷訪問は、共和国政府の人道主義精神によって実現されたものであり、日本側が「国籍離脱者」を受け入れられないというのは、在朝日本人女性の民族性そのものを否定する反人倫的行為である。
在朝日本人女性の故郷訪問事業は、彼女たちの意思に即して人道主義精神に基づいて行われるべきであり、日本側は在朝日本人女性の故郷訪問問題において明白な立場を表明すべきである。(朝鮮通信)