ニュースフラッシュ
共和国潜水艇が東海上で遭難
IAEA代表団が訪朝/朝米合意文履行協議に参加
コソボ問題へのNATO干渉を非難/共和国代弁人
南・統一部の民間接触妨害を非難/労働新聞
南当局は全良心囚の無条件釈放を/祖国平和統一委員会書記局
23日発朝鮮中央通信によると、共和国東海の高城沖で訓練を行っていた共和国側の小型潜水艇1隻が20日午後2時、航海監視機材と油圧系統、潜航・浮上系統が正常に作動しなくなったとの電文を基地に送った後、通信が途絶え、乗組員の生死が分からなくなった。潜水艇は機動力を失った状態で海流と風に流され、航路を見失い遭難した模様だ。共和国側の該当機関では現在、遭難した潜水艇と船員を捜している。 (朝鮮通信)
朝米基本合意文履行のための第10回協議に参加する国際原子力機関(IAEA)代表団が23日、中国人民政治協商会議全国委員会代表団(団長=趙南起副主席)が22日、それぞれ空路平壌に到着した。(朝鮮通信)
共和国外交部スポークスマンは22日、ユーゴスラビア・コソボ情勢に言及し、北大西洋条約機構(NATO)が15日、コソボ自治区周辺上空で80余機の戦闘機による大規模な演習を強行したことは、コソボ危機を一層激化させ、同国の自主権を著しく脅かしていると指摘。コソボ問題は同国の内政問題であり、外部の圧力と干渉は何の助けにもならないと非難した。 (朝鮮通信)
労働新聞21日付は論評で、南北民間級接触を阻む南朝鮮の統一部を次のように非難した。
共和国政党・団体代表者会議で「民族の和解と団結、統一のための大祭典」の開催を提案し、南の政党、団体、各界人士に手紙を送ったのに対し、祭典の参加対象でもない統一部が「受け入れ」だの「実務接触」などとでしゃばっている。政党、団体、人士が統一行事を行おうとしているのに、どうして相手でもない当局があれこれ言うのか。統一部が前々から統一行事に干渉し、「韓国大学総学生会連合」を「利敵団体」として排除しようとすること自体、前任者の反統一行為を繰り返すものだ。(朝鮮通信)
祖国平和統一委員会書記局は19日、報道第765号を発表し、南朝鮮執権者が訪米中の13日にスタンフォード大で講演した際、「良心囚の釈放基準」を示し、「思想の自由は保障するが、頭で何を考えようと、行動と言葉では南の体制を否認せず、暴力も使わないと約束すべき」などと述べたことについて、次のように非難した。
これは、良心囚が自らの生命である思想や良心を捨て、外勢依存・植民地統治に無条件で順応しない限り、今後も引き続き監禁、迫害するという良心囚監禁宣言であり、良心囚と南の人民の連北統一志向を犯罪視するものだ。南当局者は全良心囚を前提条件なく無条件で釈放すべきだ。(朝鮮通信)