共和国の各地で中小発電所が相次いで完成
20日発朝鮮中央通信によると、共和国の各地で中小発電所が相次いで完成した。
統計資料によると、今年に入り5ヵ月弱の期間に1900余の中小発電所が操業を始めた。これらの発電所は水力や風力、メタンガス、木炭ガスなど様々なエネルギー資源を利用して建てられており、数キロワットから数千キロワットの電力生産能力を有する。
共和国での中小発電所建設活動は、各地方が自力で電力需要を保障する一環として奨励されている。南浦市と平安北道では、今年だけでもすでに数百の発電所を完成させた。
この活動で模範を示した慈江道では、発電能力が大きい数十の水力・ガス発電所を操業し、数千キロワットの電力を増産している。両江道の大紅湍郡や普天郡、慈江道の長江郡や城干郡、咸鏡南道虚川郡など10余の市や郡でも、地方の経済発展と生活に必要な電力需要を自力でまかなっている。
中小発電所が相次いで操業するにつれ、地方では国家の電力供給線を切り、単独で電力供給システムを形成する単位が増え続けている。(朝鮮通信)