金正日総書記、共和国最高人民会議代議員候補に推戴
金正日総書記を共和国最高人民会議第10期代議員候補に推戴する第666号選挙区有権者大会が6月28日、平壌の戦勝広場で行われ、朝鮮人民軍将兵が総書記を代議員候補に推戴した。会場とその周辺は数十万人の軍人有権者であふれ、祝賀ムード一色となった。(朝鮮通信)
平壌・第666号選挙区で
大会には、朝鮮人民軍の趙明禄総政治局長、金永春総参謀長、人民武力部の金鎰舞謔P副部長をはじめ、将官や軍人らが参加した。
趙総政治局長が報告し、総書記が党と革命の陣頭に立ち、卓越した思想と指導で朝鮮革命を勝利に導いてきたと指摘。総書記を党と革命の首位に戴くことは、軍と人民の最も大きな幸運であり、総書記の偉大性と革命業績は後世に末永く輝くだろうと語った。
報告者は、有権者と人民軍将兵の絶対的な支持と限りない信頼を込め、総書記を第666号選挙区の最高人民会議代議員候補に推戴することを丁重に提議。全軍人有権者がこれに支持と歓迎の意を表した。
大会では趙総政治局長が、全有権者の一致した念願と絶対的な支持賛同を受け、総書記を代議員候補に推戴したことを宣言した。
また、大会では総書記に送る手紙が採択された。
大会後、総書記の代議員候補推戴を祝う人民軍芸術人の公演が同広場で行われた。
翌29日には、総書記の代議員候補推戴を支持する会議が、金日成政治大学、朝鮮人民軍の李希善氏所属部隊、呉龍宅氏所属部隊、宋任基氏所属部隊でそれぞれ行われ、推戴に支持と賛同の意を表した。
なお、代議員選挙は26日に行われる。
全国すべての選挙区で推戴
一方、5日発朝鮮中央通信によると、平壌市内と江界、城鋼、煕川、茂山、安州などの各選挙区、朝鮮人民軍をはじめ軍事部門の選挙区など全国すべての選挙区で有権者会議が相次いで行われ、総書記を代議員候補に推戴した。