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視点


 ベルマーレ平塚の中田英寿選手のホームページはなかなか面白い。クロアチア戦の直後にも非常に冷静な試合分析を披露していた。彼のホームページには延べ7000万回のアクセスがあったという。城や、三浦知良選手などもホームページを通じファンらと交信する。

 インターネットの普及に見るまでもなく、情報化はどんどん進んでいる。同胞社会も例外ではない。情報化の時代に同胞ネットワークをどう構築していくのか、世代交替が進む中、重要に提起されている。

 本紙7日付(朝鮮語版)で、総聯西東京中部支部の朴一用組織部長とホームページ「コリアタウン」を運営している(株)アスクの金哲煕ネット編成長が「情報化時代と同胞ネットワーク」と題して対談している。在日同胞が民族性を守り、連帯を深めるために新たな情報技術をどう活用していくかがテーマ。

 「民団、未組織同胞との連携網拡大の可能性もある。われわれがホームページやEメールのアドレスを持てば、総聯支部の事務所を訪ねにくい人たちともつながりが持てる」と朴氏。

 金氏も「検索の際『朝鮮』『韓国 コリア』などの単語を入力すれば関連情報がつながる。同胞が民族をテーマに行動を起こせばコリアネットワークにも簡単に参加できる」と語る。

 民族でつながる同胞ネットワーク。世界に広がるインターネットを利用すれば、在米、在中など海外同胞へとネットワークはどんどん広がっていくに違いない。 (聖)