共和国の党・政府の幹部、慈江道内を参観
共和国の党・政府の幹部が2、3日、慈江道内の経済各部門を参観した。
金正日総書記が慈江道現地指導で示した課題貫徹に一丸となって立ち上がった道内の活動家と勤労者は、自力更生の旗を高く掲げて力強いたたかいを繰り広げた結果、5ヵ月足らずの間に多くの仕事した。
この間、慈江道では中小型発電所70余(約1万4400余キロワットの発電能力)を建設した。そこで生産された電力は工場、企業所などの生産計画超過遂行に貢献している。農業生産でも新たな転換をもたらした。
金永南、桂応泰、韓成竜、楊亨燮、崔泰福、崔永林、洪石亨、金己男、全文燮、李河逸、金福信、金允赫、張徹、孔鎮泰、尹基福の各氏をはじめ党中央委員会と政務院の委員会、部、中央機関の責任幹部が、総書記が歩んだ現地指導の道程にそって各部門を参観した。延亨黙・慈江道党責任書記兼人民委員会委員長が、道内の人民経済各部門で達成した成果について紹介した。
延責任書記は、自力更生だけが生きる道であると述べた総書記の言葉に従い、道内の活動家と勤労者が任務遂行で責任感を発揮した結果、決心して取り組めば不可能はなく、新たな奇跡を創造できるということを心の底から実感したとし、成果に満足することなくより大きな勝利をめざしていくと強調した。(朝鮮通信)
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共和国では現在、エネルギー問題を解決するために、各地方が中小型発電所を建設して自力で電力需要を保障することを奨励している。慈江道は、緊要な電力問題を解決するため、海抜が高く河川が多いという地域の特性を生かし大小の河川に様々な形態の中小型発電所を多数建設し、そこで生産される電気で暖房完備の住宅を建てるなど、人民生活向上と、経済の飛躍的発展をもたらすための強固な土台を築いた場所だ。金正日総書記は1月16日から21日の6日間にわたって慈江道を訪れ、人民経済各部門に対する現地指導を行った。総書記は道内に建設された中小型発電所を見て回った後、江界トラクター、2・8機械、江界精密機械の各連合企業所を視察した。また農業生産、国土管理事業、勤労者の後方供給事業など、人民経済各部門で提起される課題を示した。6月1日には、慈江道煕川市内の工場、企業所を現地指導し、生産で大高揚を起こすことを強調した。