ニュースフラッシュ
食糧事情は依然困難な状況
朝ロ間で運輸部門の議定書調印
現代自動車労組が時限スト/整理解雇の方針に抗議
「韓総連」などの祭典参加許可を/汎民連北側本部
南の反北中傷・体制攻撃を非難/祖国統一研究院
南は卑劣な謀略報道の中止を/祖国平和統一委員会
9日発朝鮮中央通信は、共和国で最近続いた自然災害が食糧不足など人民生活に引き続き困難を来していると述べ、次のように指摘した。
今年も年初から全民、全軍が農業に取り組んだが、種蒔き時期に厳しい旱ばつがあり、農作物の成育に大きな支障を来している。6月初旬には朝鮮東海地域と北部内陸地帯をはじめ多くの地域が旱ばつや冷害などに遭い、農作物が再び莫大な被害に見舞われ、ジャガイモ、大麦、小麦などの収穫が期待できなくなった。したがって、今年も食糧事情は依然、難しい問題として提起されている。食糧不足で苦しむ世帯数は増え続けているが、人々は代用食品を食べ、食事の量も調節しながら、何とか自力で生活しようと努力している。現在の困難は厳しいが、人々は悲観せず、楽観的に暮らし、たたかっている。(朝鮮通信)
共和国・ロシア両政府間の貿易・経済および科学技術協力委員会との運輸常設分科第2回会議議定書が7日、平壌で調印された。 (朝鮮通信)
南朝鮮・現代自動車の労働組合員1万2000人は6日、4830人を整理解雇するという会社側の方針に抗議し、時限ストを行った。労組側は、会社側が方針を撤回しなければ、14日からゼネストに突入すると明らかにした。
祖国統一汎民族連合(汎民連)北側本部スポークスマンは6日、談話を発表し、汎民連南側本部と「韓国大学総学生会連合」(「韓総連」)の8・15統一大祭典参加に人為的難関を作る南朝鮮当局を非難した。談話は、南当局は表では「肯定的な検討」や「受容」を叫びながら、誰かは参加でき、誰かは参加できないと言っているが、自らの口で北と祭典を共に行おうという者が「親北」と「利敵」で弾圧するのは道理に合わないと指摘。真に民族の和解と団結、統一に関心があるのなら、祭典に介入して妨害するのではなく、両団体の参加を許可して彼らの自由な活動を保障し、南北人士が一堂に会することを犯罪視する「国家保安法」を撤廃すべきだと強調した。(朝鮮通信)
祖国統一研究院スポークスマンは6日、談話を発表し、南朝鮮当局の指示を受けた対北謀略放送や、雑誌「北韓」「統一韓国」「月刊朝鮮」、朝鮮日報など一部の新聞が連日、共和国にあらゆる中傷を浴びせており、気球を飛ばしてわが方の地域に反共謀略出版物をばら撒き、国際機構を通じた人道的物資にまで反共宣伝物を入れていることに言及し、我慢ならないのは中傷の標的が共和国の尊厳ある体制への名指し攻撃に向けられていることだと非難。これは民族の和解と団結、南北関係改善のため、南の「政権」交代後、名指し攻撃を中止してきたわれわれへの露骨な挑発であり、南当局はわが革命の首脳部への中傷を即時中止すべきだと指摘した。(朝鮮通信)
祖国平和統一委員会スポークスマンは6日、南朝鮮の一部マスコミが、金日成主席が祖国解放戦争時に用いた乗用車を当時、南朝鮮軍が清川江岸でろ獲し、48年ぶりに修理して試運転を行ったと報道したことについて、これは当局による完全なねつ造報道であり、南当局は卑劣な謀略を即時中止すべきだと非難した。(朝鮮通信)