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朝鮮学生委員会、8・15統一大祭典参加問題で声明


 朝鮮学生委員会は8日、声明を発表し、南朝鮮当局者が「韓国大学総学生会連合」(「韓総連」)と祖国統一汎民族連合(汎民連)南側本部の8・15統一大祭典参加に人為的難関を作り、彼らの正当な統一愛国運動を阻んでいることに対して、次のように非難した。

 「韓総連」は、統一大祭典を板門店で共同開催するという共和国政党・団体代表者会議の提案を歓迎し、祭典が民族の団結と祖国統一に貢献するものとなるよう積極的に努力すると表明した。これは、民族の和解と団結、祖国統一を願う南の百万青年学生と全同胞の志向と念願を反映した正当な立場であり、祭典の成功的開催を楽観視できるようにする立派なものである。

 しかし南当局者は、北と南、海外の政党、団体間で行われるこの祭典に介入し、自分たちが北の提案を「受容する」と言い、最近では康仁徳が表に出て、「韓総連」と汎民連南側本部が祭典に参加するためには、所属の団体を脱退しなければならないという不当な条件を付けている。

 殊に見過ごせないのは、南当局が「公安事犯合同捜査本部」なるものを設け、「韓総連」が8・15を機に「不法に対北接触を企む可能性が高い」として、第6期「韓総連」代議員280余人を含む愛国的青年学生数百人を拘束、捜査するよう指令を出したことだ。 当委員会は、南当局のこうした行為は反統一的であり、南の青年学生の統一愛国の求心体である「韓総連」の孤立抹殺を謀る犯罪行為として、全民族の名で非難する。

 「韓総連」と汎民連南側本部の祭典参加を「親北・利敵団体」として阻むのは明らかな反祭典行為であり、重大な反北対決策動である。「韓総連」と汎民連南側本部は祭典の主導的力量であり、彼らを排した祭典などあり得ない。

 南当局は、祭典に参加しようとする「韓総連」と汎民連南側本部の正当な要求を阻まず、彼らへの弾圧を即時中止すべきだ。そして、反統一悪法である「国家保安法」を撤廃し、逮捕・投獄した愛国的青年学生と統一人士を無条件で釈放するとともに、反統一分子である康仁徳を速やかに統一部から追放すべきだ。(朝鮮通信)