東京で科協第38回学術報告会
共和国創建50周年記念・在日本朝鮮人科学技術協会第38回学術報告会が11、12の両日、東京・新宿区の日本青年館で行われ、総聯中央の呉亨鎮副議長、経済委員会の朴云承事務局長、科協中央の申在均会長をはじめ会員ら150余人が参加した。
報告会は初日にシンポジウム「21世紀を開拓するウリ科学技術」、2日目に7つの分科会と各専門委員会の総会が行われた。また総聯中央常任委員会学術奨励賞が科協東京支部の鄭容武会員と、株式会社C・G・Sに贈られた。
シンポジウムは、「情報化時代と科学技術」「環境問題と在日同胞」の2つのテーマで行われた。
「情報化」に関しては、同胞社会の情報化促進のために同胞企業、教育現場、科協の交流を進める必要性が論じられた。
「環境問題」では、日本の産業廃棄物関連法改正の全面実施(2000年)に対応し、より広範な関連同胞業者にネットワークを広げ、能動的に対処しようという意見が聞かれた。