8月から日本各地で祖国の各芸術分野専門講師が手ほどき
今夏も祖国の各芸術分野の専門講師が8月初めから約1ヵ月間、日本を訪れ、民族の伝統文化を身につけようと励む在日同胞の手ほどきをする。
昨年は「朝鮮舞踊」「民謡とチャンゴ」「民族書芸」の講習に延べ900余人の同胞専門家、愛好家が参加し、好評を博した。今回は「話術」の講習が加わる。
講師らはいずれも、祖国でも権威ある芸術家。前回、講習の参加者からは「言葉や理論でなく、全身から溢れ出てくる民族のチャンダンに心が震えた」「朝鮮語が分からないので不安だったが、言いたいことが音楽を通じてしっかり伝わってきた。これが民族なんだと思った」「祖国が身近に感じられた」などの感想が聞かれた。
本場の伝統文化に触れながら、祖国の息吹や民族の情緒を感じる絶好の機会にもなりそうだ。
講習は日本各地を巡回しながら行われる。
問い合わせは在日本朝鮮文学芸術家同盟 TEL
03−3817−0431。