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祖国統一平和委員会スポークスマン、南の破壊策動を非難


 祖国統一平和委員会(祖統委)スポークスマンは17日、南朝鮮当局の反共謀略策動が極度に達していることと関連し、次のような論評を発表した。

 南朝鮮当局が最近、恵山で「爆発事件」が起きたとして共和国の体制を中傷冒涜しているのはその実例である。「爆発事件」は荒唐無稽のウソであり、許し難い謀略である。

 彼らのこのような反北謀略騒動は、最高人民会議代議員選挙を契機に、共和国の一心団結をより強化し、朝鮮人民の高い政治的熱意の中で共和国の社会政治的安定がいっそう強固なものになっている時に、計画的に作り出されたものだ。

 南朝鮮当局は共和国内部を乱させ、わが党の絶対的な権威を傷つけ、共和国に対する内外の高まる支持を妨害しようと卑劣に策動している。

 このような目的から彼らは最近、海上と国境沿線で共和国にスパイを浸透させ重要施設を破壊しようと策動した。

 これについては、15日に発表した祖統委スポークスマン談話でも明らかにしている。

 彼らは中国東北地方から共和国領土内にスパイを浸透させ、爆発事件を起こそうと何回も企図した。

 しかしその都度、警戒心の高い朝鮮人民と社会安全機関の活動家たちにより、その陰謀が事前に摘発され犯人は逮捕された。

 犯人の自白によれば、「爆発未遂事件」の主犯はほかでもない「国家安全企画部」であることが判明した。

 犯罪は、彼らが犯そうとしたにもかかわらず、それがいかにも共和国内部の事件であるかのようにでっち上げようとする彼らこそ卑劣な民族の敵である。

 こんにち、朝鮮半島での浸透と破壊策動は、北からではなく南からきており、その張本人は南朝鮮当局である。

 彼らが最近、共和国を指して「浸透」「乱」などと騒いでいるのは、まさに自らの反民族的な対北浸透、破壊策動を隠すための謀略である。

 南朝鮮当局は、反共謀略の巣くつである安企部を即時解体し、北京副部長級接触を破綻させた康仁徳を1日も早くやめさせねばならない。われわれは南朝鮮当局の今後の態度を注視する。(朝鮮通信)