日本は過去清算を/労働新聞が論評
労働新聞15日付は「日本は過去清算の責任から免れない」と題する記事を掲載し、過去の過ちに責任を感じて被害者に謝罪、補償することは国際関係で一つの慣例となっていると指摘しながら、次のように強調した。
米政府は最近、第2次世界大戦時にラテンアメリカから強制連行して米国の収容所に閉じ込めた日系人に公式謝罪、補償することを決定した。米国は過去にも強制収容した米国籍の日本人にもこのような決定を下し、実践に移した。
ドイツを見ても、過去の犯罪責任を認め、過去の清算を行っている。今年初、ドイツ政府は第2次世界大戦時に自国によって被害を受けた東欧すべての人々に補償することを決定した。
しかし日本だけは、過去の清算を回避する態度を取っている。それは共和国への過去清算問題に集中的に表れている。
多くの国と民族が不本意に犯した罪を誠実に反省しているが、日本だけは意識的に国家的犯罪を働きながらも、これに対して当然の責任を果たそうとはせず、公式的な謝罪と補償、賠償を執拗に回避している。
日本が朝鮮を侵略して植民地支配と民族抹殺政策を行ったことは周知の事実である。
日本が植民地支配を「合法」「適法」と言うのは誤った主張である。
日本が汚れた良心と20世紀の悪臭漂う汚物を21世紀まで抱えていけば、それは自分の顔に泥を塗る愚かな行動となるであろう。(朝鮮通信)