ニュースフラッシュ
投票率最低の40.1%/南朝鮮補選・再選挙
パキスタンと海上運輸部門の協定締結
安企部のスパイ行為暴露/労働新聞
共和国が金1、銀6、銅3/世界青少年競技大会
前米下院議員の「人権」ねつ造非難/朝鮮中央通信
「国家保安法」撤廃へ闘争指針/汎民族大会南側推進本部
民主朝鮮、「国民基金」無変更を非難
南朝鮮「国会」七議席の補欠選挙と再選挙が21日、投開票された。結果は与党が3議席(「国民会議」2議席、自民連1議席)、野党ハンナラ党が4議席を獲得。投票率は40.1%と最低を記録した。
朝鮮とパキスタン両政府間の海上運輸部門の相互協力協定が20日、平壌で締結された。海運部の金永一部長、レムデル・バディ駐朝パキスタン大使がそれぞれ署名した。(朝鮮通信)
労働新聞20日付は、駐モスクワ南朝鮮外交官がスパイ行為で摘発されたことと関連して、「国家安全企画部」(安企部)の国際的スパイ行為を暴露した。同紙は、安企部が1993年7月にロシア軍高官から秘密資料を買収しようとして失敗したこと、シベリアなどロシア各地で軍事技術、産業など重要部門に対するスパイ行為を働いたことなどについて記述している。(朝鮮通信)
13〜19日にモスクワで開かれた第1回世界青少年競技大会で、レスリングフリースタイル48キロ級に出場した呉成南選手が金メダルに輝いたほか、金南哲(レスリングフリー42キロ級)、朴明姫(女子柔道44キロ級)、安琴愛(女子柔道52キロ級)、卓球男子団体、同少年組ダブルス(金成哲、柳賢燮)、金成哲(卓球少年組シングル)がそれぞれ銀メダルを、朴源哲(卓球青年組シングル)、朴源哲、呉秀栄(卓球青年組ダブルス)、金英男(レスリングフリー45キロ級)がそれぞれ銅メダルを獲得した。獲得メダル数は金1、銀6、銅3。(朝鮮通信)
平壌18日発朝鮮中央通信は、スティーブン・ソラーズ前米下院議員が最近、南に逃走した背信者、変節者を通じて共和国の「人権実態を把握」し、それを素材に「特集記事」を執筆したことと関連して論評を発表し、安企部の操り人形と化した変節者の口を借りて共和国の「人権」問題をねつ造し、イメージを曇らせようとしていると非難した。(朝鮮通信)
【平壌18日発朝鮮中央通信】第9回汎民族大会南側推進本部は6月26日、民族の和解と団結、祖国統一を阻む「国家保安法」撤廃のための闘争指針を発表した。指針では、各愛国民衆陣営が同法撤廃特別委員会を構成して組織的活動を展開し、同法による被害者対策委員会を組織して名誉回復・被害補償を求めるたたかいを繰り広げることなどが明記された。(朝鮮通信)
民主朝鮮17日付は、日本の「女性のためのアジア平和国民基金」が元「従軍慰安婦」に「補償金」を与える事業内容を変更しないとしたことと関連して論評を掲載し、「国民基金」は「従軍慰安婦」犯罪に対する日本政府としての責任を回避するために設けたもので、その事業内容を変更しないことにしたのは「日本政府がこの犯罪に対する政府としての謝罪と補償を行わないことを改めて示したものだ」と非難、罪多き過去を覆い隠して実現できなかった侵略の夢をかなえようとの下心が潜んでいると指摘した。(朝鮮通信)