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アンニョンハセヨ!平壌から/南浦市龍岡郡玉桃里党書記 鄭広浩さん(50)


 西海岸の南浦市龍岡郡玉桃里内には、田んぼ、桑畑、果樹園など約760ヘクタールの農耕地があり、40の分組(協同農場の末端単位)が構成されている。里の人口は2800人。このうち半分の1400人が農場員だ。

 昨年末、玉桃里の全協同農場員の支持を受けて里党書記に就任した。

 共和国では、農業生産を高めるためには、農作業について一番よく知っている農民の意思を尊重し、彼らの役割を高めることが最も重要であるとの考えが浸透している。

 鄭さんの初仕事も、各分組ごとの実情を詳細に把握し、分組長と農場員の意見を聞きながら作業計画を立てることだった。

 どんな稲を植えるべきか、田植えはいつ行うべきか、草とりはいつ…などなど、すべてのことを農場員らと相談しながら決めていった。そんな鄭さんが多くの農場員の支持を得ている理由は、机に座って指示を与えるのではなく、自ら先頭に立って農場員とともに汗を流しているからだ。「私たちの意見につねに耳を傾けてくれる実践型の活動家」と農場員の評価も高い。

 「里党活動家が農場員とともに働きながら、自ら模範を示してこそ農場員の労働意欲も湧くというものです」(姜)