統一大祭典、8月14、15日に板門店で/実務会談で合意
「民族の和解と団結、統一のための大祭典」の北、南、海外による準備委員会の実務会談が21日、ファクスを通じて行われた。会談は北京で行われる予定だったが、南朝鮮当局の妨害により南側準備委代表が参加できなくなった状況下で、実務会談と関連した南側準備委の議題案を北側準備委と海外準備委が受け入れ、6つの合意を見た。
会談では、統一大祭典と関連した情勢を分析し、対策と祭典行事内容を討議。また南当局が祭典提案を受け入れるとしながらも、祖国統一運動の主力である祖国統一汎民族連合(汎民連)南側本部と「韓国大学総学生会連合」(韓総連)の参加を排除し、御用団体を作って統一民主勢力を分裂させるなどの障害を作っても、祭典を必ず成功させる決意を表明した。
合意内容は以下の通り。
1、祭典を8月14、15日、板門店で開催する。
2、祭典の主題は「民族大団結と祖国統一」にする。
3、祭典の基調は @民族自主と愛国愛族の原則
A民族的和解と団結、南北関係改善
B全民族の接触と対話、連帯連合
C連邦統一祖国建設――である。
4、行事は「民族の和解と団結、統一のための北、南、海外連席会議」(98汎民族会議)、「民族統一芸術祭典」、「写真および美術展示会」、「北、南、海外統一の歌 1つの場」を意義深く行う。これ以外に北、南、海外で地域行事を行う。
5、次の実務会談は8月5日頃に行う。
6、上述した祭典の主題と基調に同意する北と南、海外のすべての政党、社会団体、個別人士は、祭典に差別されることなく参加できるようにする。