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共和国最高人民会議第10期代議員選挙/687人が当選


 朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第10期代議員選挙が26日に行われ、金正日総書記が第666号選挙区で100%賛成投票により代議員に推戴されたとの中央選挙委員会報道が27日に発表された。一方、総書記は26日、朝鮮人民軍第671軍部隊を視察し、人民軍将兵と共に第662号選挙区第1号分区で李宗万・人民軍軍官に投票した。選挙有権者の99.85%が参加、その全員が選挙登録者に賛成投票した。当選した687人の代議員名簿も明らかにされた。また総聯中央の韓徳銖議長をはじめ7人の在日同胞代表も当選した。 (朝鮮通信)

 中央選挙委員会は27日に発表した報道で、第666号選挙区の結果について次のように伝えた。

 第666号選挙区の全有権者は、革命の領導者に対する絶対的な信頼と熱烈な忠孝心を抱き、選挙に100%参加し、全国の人民と人民軍将兵らの一致した心で金正日最高司令官に100%賛成投票した。

 これは、金正日最高司令官に対する全人民軍将兵と人民の絶対的な支持と限りない信頼の表れだ。

 金正日最高司令官を最高人民会議代議員に推戴したことは、党と領袖の賢明な指導のもとに、少しも動揺せず、社会主義偉業を最後まで完成しようとする全人民と人民軍将兵の一致した念願と決意の表れである。

 中央選挙委員会は、共和国最高人民会議第10期代議員選挙のための第666号区選挙委員会で確定、提出された投票結果に基づき、わが党と人民の偉大な領導者、革命武力の最高司令官である金正日総書記が最高人民会議第10期代議員に推戴されたことを報道する。

 一方、総書記は26日、朝鮮人民軍第671軍部隊を視察し、人民軍将兵と共に最高人民会議代議員選挙に参加した。人民軍の金夏圭、玄哲海、朴載慶の各大将が同行し、朝鮮労働党中央委員会の李容哲第一副部長が共に参加した。

 総書記は、兵士とその家族らの熱烈な歓呼に応えた後、選挙会場に向かい、第662号選挙区第1号分区選挙委員会委員長から投票用紙を受け取り、代議員候補者の李宗万・人民軍軍官に投票した。総書記は代議員候補と会い、談話を交わした。

 続いて金日成主席の現地教示版と革命事績教育室、部隊の軍事研究室と射撃館を見て回った。また、部隊管下の女性中隊を訪れ、教育室、寝室、洗面所をはじめ文化教室および後方施設などを視察した。

 総書記は中隊兵士らに双眼鏡と自動小銃を記念に贈り、彼らと共に記念写真を撮った。軍部隊兵士らとも写真を撮った。

 27日に発表された中央選挙委員会報道は選挙結果について、「有権者名簿に登録された全有権者の99.85%が選挙に参加し、有権者の100%がすべての選挙区に登録された最高人民会議代議員候補に賛成投票した。海外や遠洋に出て働いている有権者は、今回の選挙には参加できなかった」と伝えた。

 報道は、全国の区選挙委員会が提出した投票結果を審議し、当選した687人の最高人民会議代議員の名簿を明らかにした。

 代議員選挙には党と国家、軍の指導幹部らも参加した。

 李鐘玉、朴成哲、金英柱、金炳植、金永南、桂応泰、全秉浩、韓成竜、また李乙雪、楊亨燮、崔泰福、洪成南、金鉄萬、崔永林、洪石亨、延亨黙、金己男、金仲麟、金容淳、全文燮、白鶴林、李河逸、金益鉉、朴基瑞、李鐘山、全在善、李斗益、金福信、金昌周、金允赫、張徹、孔鎮泰、尹基福、柳美英、呉益済の諸氏らが当該分区で投票した。

 さらに人民軍の趙明緑、金永春、金鎰普A崔仁徳の各次帥をはじめ軍人有権者らも当該の分区でそれぞれ投票した。

 一方、金良基、鄭民の両氏ら多数の義挙入北者も投票を済ませた。

 最高人民会議第10期代議員選挙で当選した7人の在日同胞代表の名簿と当選区は次のとおり。

韓徳銖(総聯中央議長)・第390号(江原道元山市銘石)、
徐萬述(同第1副議長)・第380号(黄海北道平山郡清水)、
許宗萬(同責任副議長)・第476号(咸鏡南道咸興市城川江区域南門)、
南時雨(朝鮮大学校学長)・第221号(平安北道泰川郡鶴峰)、
安商宅(商工人)・第441号(咸鏡南道利原郡チェジョン)、
金一順(女性同盟委員長)・第262号(慈江道渭原郡両江)、
梁守政(商工連合会会長)・第311号(黄海南道甕津郡萬珍)