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神奈川県下の10市が4月から無年金状態の在日外国人高齢者と障害者に福祉金を支給


 厚木市など神奈川県下の10市が4月から、無年金状態にある在日外国人高齢者と障害者に福祉金を支給している。

 支給を始めたのはほかに、平塚、小田原、南足柄、大和、秦野、伊勢原、茅ヶ崎、三浦、綾瀬の各市。

 それぞれ月額で、72歳以上の高齢者に1万8000円、36歳以上の重度障害者に3万6000円、中度障害者に2万4000円を支給している。

 神奈川県では昨年4月から、県下の市町村(政令指定都市を除く)が在日外国人高齢者・障害者に福祉金を支給する場合に、半額を補助する「外国籍県民等福祉金助成事業」を実施。以降、支給に踏み切る自治体が増えていた。現在、海老名市を除くすべての市で福祉金を支給している。