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朝・日ことわざ/鉄砲弾


 行ったきり帰ってこないこと。

 朝鮮の類句は、「ハムンチャサ=(咸興差使)」。李朝時代、太祖(李成桂)は王位継承を巡る骨肉の争いの後、政治を嫌って咸興に隠居してしまった。彼をソウルに呼び戻そうと3代王の太宗が使いを送ったが、太祖はその使者を帰さずに殺してしまった、との言い伝えが語源になっている。