キーワード/重油納入問題
重油納入は、朝米基本合意文に基づき軽水炉が完成するまで、黒鉛減速炉凍結によるエネルギー損失分として、米国が年間50万トンを共和国に納入するもの。費用は軽水炉同様、KEDOがまかなうことになっている。しかし97年度(同年11月〜)分については資金(約6000万ドル)調達の見通しがつかず、満足に納入できていない。共和国は6月、米政府に書簡を送り、重油納入の遅れを非難した。