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生野朝鮮初級学校を支援する地域納涼大会


 生野朝鮮初級学校を支援する地域納涼大会(=同実行委員会)が1日、同校運動場で行われ、同校学区である総聯大阪・生野南、生野東、中西、東阿の4支部管下の同胞と日本市民ら2000余人が参加した。

 30代の商工人らと同校のアボジ会、オモニ会で構成された実行委員会ではこの間、同胞らとの連携を深める一方、近隣に住む日本市民たちに生野初級に対する支援と理解を得ようと、日本の行政、学区管下の連合町会長との交流を積極的に進めてきた。結果、今回初めて日本市民も参加する形で地域合同納涼大会が実現した。

 文茂雄実行委員長があいさつし、続いて来ひんの菊植潤・生野区長、中村好男市議、西脇邦雄府議があいさつした。

 ステージ上は同胞と日本市民らによる歌と楽器演奏で終始賑わい、会場は朝・日親善の雰囲気であふれた。オモニ会とアボジ会が準備した屋台とオリニノリコーナーも好評だった。

 菊植区長は「生野区は4人に1人が在日外国人という地域。互いの文化をよく理解し力を合わせて行くことは大切だと改めて思った。今日のイベントをきっかけに、これからも地域単位での交流を深めて行きたい」と語った。