汎青学連南側本部「韓総連」代表2人、平壌に到着
祖国統一汎民族青年学生連合(汎青学連)南側本部「韓国大学総学生会連合」(「韓総連」)代表のキム・テウォン(建国大学校4年)とファン・ソン(徳星女子大学校4年)の2学生が7日、「民族の和解と団結、統一のための大祭典」と、汎青学連の北側歴史文化遺跡共同探査・共同学術討論会に参加するため空路平壌に到着した。
青年学生と市民らが飛行場と沿道で、代表らを歓迎した。(朝鮮通信)
【注】歴史文化遺跡共同探査・共同学術討論会は、ファクスを通じて6月13日に行われた北と南、海外の青年学生会談で合意したもの。
ほかにも統一サッカー大会の開催でも合意を見ており、これらは8月から10月の間に催すことになっている。
市民ら熱烈に歓迎
【平壌発=本社記者柳成根】汎青学連南側本部「韓総連」代表の2人は、南朝鮮当局が統一大祭典参加を妨害しているため、北京経由で7日午後五時、空路平壌入り。空港には、祭典準備委員会の金英浩委員長をはじめ汎青学連北側、海外本部の代表ら、600余人の市民らが出迎えた。
市民からの「祖国統一!」「民族大団結!」というシュプレヒコールが上がる中、2人は到着声明を発表。南当局の厳しい弾圧にもめげず、祖国の自主的平和統一の願いを胸に訪北した思いを語った。キムさんは、外勢による祖国分断から53年目を迎えるわが民族の最大の願いは、祖国を一つにし、断たれた民族の血をつなぐことだと述べ、民族の和解と団結のために統一運動の先頭でたたかう「韓総連」100万学徒の意志を代表し、統一行事に参加すると宣言。ファンさんも、北と南、海外のすべての青年学生が会えるこの日を目指してたたかってきた、半世紀を超える分断の歳月をわれわれ若者の力で終わらせようと語った。車で市内に入った2人は、沿道で熱烈に歓迎する市民らに手を振って応えていた。