ニュースフラッシュ
英国労働党外交委などと会見/李、朴両副主席
鄭名誉会長が送った牛の検疫終了
統一行事参加遮断を糾弾/汎民連北側本部
米国防長官の発言を非難/朝鮮中央通信
中川農水相の退陣を要求/共和国対策委談話
日本は過去の補償を/共和国代表国連で演説
平壌の万寿台議事堂で6日、李鐘玉副主席がネパール善意党代表団と、朴成哲副主席が英国労働党(下院)外交委員会のジョージ・ゲロウェイ第1副委員長とそれぞれ会見した。(朝鮮通信)
6日発朝鮮中央通信によると、南朝鮮・現代グループの鄭周永名誉会長が1次分として送った牛500頭の検疫を終えた。牛は江原道通川郡路上里をはじめ鄭名誉会長が指定寄託した地域に送られる。(朝鮮通信)
祖国統一汎民族連合(汎民連)北側本部スポークスマンは5日、汎民連南側本部と「韓国大学総学生会連合」(「韓総連」)が8・15統一行事を強行する場合、主導分子と背後操縦者を検挙、拘束し、ほかの社会団体と共に統一行事に参加するとしても全面遮断するとした南朝鮮当局を糾弾する談話を発表した。談話は、南朝鮮当局が汎民族会議と祖国統一汎民族青年学生連合(汎青学連)の統一大祭典を「親北利敵行事」と規定し「源泉封鎖」することは、同胞の団結の熱意に冷水を浴びせ、祭典そのものを破たんさせようとする企図を表したものだと指摘した。(朝鮮通信)
【7日発朝鮮中央通信】コーエン米国防長官は4日の共同通信社との記者会見で、東アジア地域における10万人の米軍兵力駐屯の必要性について言及し、南北「朝鮮が統一した後も」米軍が「無限定維持される」と公言した。今日、南朝鮮から米軍を撤退させることは、この地域で恒久的な平和と安定を保障するうえで優先的要求である。しかし米国は南朝鮮米軍撤退問題については何の変化も見せておらず、かえって武力を増強している。数日前、カール・ビンソンなどの原子力空母と各種戦闘機、兵力を朝鮮半島近海に移動展開させた事実がそれを立証している。 (朝鮮通信)
従軍慰安婦および太平洋戦争被害者補償対策委員会のスポークスマンは6日、中川昭一・農林水産相が7月31日、就任後、初の記者会見で、戦時の性奴隷が軍人「慰安所」に強制募集されたことが証明されなかったとし、「従軍慰安婦」問題を学校の教科書に取り上げることは適切ではないと発言したことと関連し、談話を発表、次のように指摘した。一国の閣僚が政治的理性と体面もなく「従軍慰安婦」問題の強制性を否定しようとしたことに驚きを禁じえない。この問題をはじめ強制連行、強制労働に対する処理をどのように行うかは、日本の政治道徳性を評価する試金石となる。中川の閣僚職と政界からの退陣を強く主張する。同時に、日本政府がこうした行為を繰り返さず、過去の犯罪と関連したすべての資料を公開し、歴史教育を事実どおりに行い、徹底した謝罪・補償の対策を立てるよう再度促す。(朝鮮通信)
7月28日にニューヨークで開かれた国連経済社会理事会総会で女性問題が討議され、演説した共和国代表は、様々な国際会議で「従軍慰安婦」問題が討議され謝罪と被害者への補償などを日本当局に求める決議が採択されているとしながら、民間レベルの「国民基金」を持ち出し、あたかも補償しているような印象を与えようと試みている日本の欺まん性について暴露した。そして日本に政府補償を行うことを求めた。(朝鮮通信)