ニュースフラッシュ
「保安法」撤廃が根本的解決/朝鮮中央通信
呉益済氏、共和国永住１周年で会見
外交部代表団が中東歴訪
南アフリカと国交樹立
南北海外人士１１７人に「祖国統一賞」
「保安法」撤廃が根本的解決/朝鮮中央通信
南朝鮮法務部は１６日、「特別赦免」を通じて仮釈放・刑執行停止で釈放された「公安事犯」が「国家保安法」廃止運動などを繰り広げた場合「赦免」措置を即刻取り消し再収監すると発表した。１９日発朝鮮中央通信は論評で、良心囚問題の根本的解決は「保安法」の撤廃にかかっていると指摘。にもかかわらず、当局が「保安法」を温存したまま良心囚問題を解決する口実のもと理に合わない「赦免」騒動を繰り広げており、５・６共時代に不正腐敗で捕まった犯罪者を釈放しているなど、今回の「特別赦免」が３月の赦免欺まん劇を再演したものだと非難した。 （朝鮮通信）
祖国平和統一委員会の呉益済副委員長は１３日、共和国永住１周年に際し内外記者と会見。現在は様々な事情で厳しい行軍をしているが、祖国人民の姿から絶望の影、悲しみを見ることはできないと強調、以北に来て未来に向かっていく祖国人民の足音だけを聞き、楽観にあふれる希望だけを見たとして、これが共和国の真の姿だと語った。（朝鮮通信）
【注】呉益済氏は南朝鮮・新政治国民会議の常任顧問、自主平和統一民族会議顧問、南朝鮮天道教中央総部教領を務めた。昨年８月１５日、平壌に到着、永住声明を発表した。
シリア、エジプト、リビアを訪問する朝鮮外交部代表団（団長＝朴吉淵副部長）が１３日、平壌を出発した。１１日発朝鮮中央通信によると、洪成南総理代理は首相に就任したマダガスカルのタンテリー・アンドリアナリボ氏に祝電を送り、両国間の友好協力関係が順調に発展することを確信するとし、首相の責任ある活動で成果があるよう希望すると述べた。（朝鮮通信）
朝鮮民主主義人民共和国と南アフリカ共和国は１０日、両国間の友好協力関係をさらに発展させるため、大使級外交関係を樹立した。
【注】「朝鮮中央年鑑」（朝鮮中央通信社発行）１９９７年版によると、共和国の国交樹立数は１３６ヵ国。南アフリカは１３７ヵ国目。（朝鮮通信）
共和国中央人民委員会は１０日、北と南、海外の愛国人士１１７人に「祖国統一賞」を授与する政令を発表した。政令は、金日成主席が示した自主、平和統一、民族大団結の旗を掲げ、北と南、海外で民族の自主権と自主的平和統一実現の偉業遂行に大きく寄与した愛国人士に祖国解放５３周年に際し「祖国統一賞」を授与するとして、１１７人の名簿を明らかにした。（朝鮮通信）