第９回世界少年野球大会/愛知朝鮮第３初級学校生徒が共和国の代表として参加

　第９回世界少年野球大会が７月３１日〜８月８日、静岡市の西ヵ谷総合運動場と草薙野球場で行われ、愛知朝鮮第３初級学校４年生の姜祐哲、金龍柱、徐光佑、孫大永君と張敬恵さんの５人が共和国の代表として参加した（写真）。

　２６の国と地域から子供と国際野球連盟（ＩＢＡ）のコーチら２００余人が集まった。

　今年で９回目を迎える同大会は、ダイエーの王貞治監督と米国のホームラン王、ハンク・アーロン氏が世界に野球を普及し、野球を通じて互いに友情を育み信頼関係を築くことを目的として企画されたもの。

　愛知第３初級の生徒らは、バットの握り方などを教える野球教室や試合、近隣の日本小学校との交流会などを通じ、各国の少年らと人種や言葉の壁を越えたコミュニケーションを楽しんだ。大会に続き歓迎レセプションが行われ、生徒らは「色々な国の人と仲良くなれてとても嬉しい」と語った。