ニュースフラッシュ
米国市民リ・グヮンドクを追放/安企部の任務受け北でスパイ
南当局、訪北した文奎鉉神父を拘束
南の失業率、8.6%で過去最悪
非同盟諸国首脳会議に朴成哲副主席が出席
建国50周年で研究討論会/文化芸術、女性活動、青年活動
8・28青年杯争奪バスケットボール大会開幕
【8月28日発朝鮮中央通信】共和国の当該機関では同日、米国市民のリ・グヮンドクを追放した。リは安企部要員からスパイの任務を受けて合弁の名目で共和国に滞在しながら、共和国公民を南朝鮮に誘引し、共和国内部の実態を偵察し、反共和国謀略宣伝物を配布する犯罪行為を働いた罪で5月27日に現行犯逮捕された。リのスパイ行為は共和国の自主権を侵害し法に基づいて厳重に処罰されるべきものだ。だが、当該機関では本人が罪を正直に認め謝罪したこと、米政府が自国市民の年齢と病状などを考慮して寛大に処理するよう要請してきたことを受けて追放することにした。わが方は1994年12月に朝米間で締結された領事保護に関する暫定合意に従って、リと米国領事との接近を許可し、医療上の治療、家族との手紙交換など人道主義的幇助を提供した。米側はこれに謝意を表した。(朝鮮通信)
南朝鮮当局は8月27日、訪北し板門店で開かれた「民族の和解、団結、統一のための大祭典」に参加した「カトリック正義具現全国司祭団」の文奎鉉神父を「国家保安法」違反で拘束した。22日には釜山・慶南地域大学総学生会の幹部6人を「保安法」違反容疑で逮捕した。
南朝鮮統計庁の8月26日のまとめによると、南朝鮮の失業率が8.6%(季節調整済み)を記録し、過去最悪だった前月を0.9ポイント上回った。失業者数は7月末現在で165万1000人に達している。今年3〜6月には月ごとに3万7000〜5万8000人ずつ増加していたが、7月には12万2000人に一気に増加した。
南アフリカで開かれる第12回非同盟諸国首脳会議に出席する共和国代表団(団長=朴成哲副主席)が8月27日、インドで開かれる世界保健機関(WHO)第16回東南アジア諸国保健相会議に参加する朝鮮保健部代表団(団長=崔昌植副部長)が同日、それぞれ平壌を出発した。(朝鮮通信)
共和国創建50周年を記念する、文化芸術部門、女性活動部門、青年活動部門の研究討論会が8月26日にそれぞれ行われた。各討論者は、金日成主席が初めて主体的な政権建設路線を示し、人民政権建設の歴史的なルーツを築いたと指摘。厳しい難関を克服し、革命と建設で主体を確立して人民政権の機能と役割を各面から強化し、指導の継承問題を解決したと強調した。そして、金正日総書記が主席の開いたチュチェの革命偉業を継承、完成させるため思想理論活動と指導を展開していると述べた。25日にも出版報道部門、農勤盟活動部門、教育部門の研究討論会が平壌で行われた。各討論会には朝鮮労働党の金己男、金仲麟の両書記が参加した。 (朝鮮通信)
共和国創建50周年と青年節(8月28日)に際し25日、第2回全国青年学生の「8・28青年杯」争奪バスケットボール大会が平壌の金日成総合大学体育館で開幕した。金日成社会主義青年同盟の李日煥第1書記が演説。開幕式後に模範試合が行われた。大会は金日成総合大学をはじめ市内の大学や高等中学校の体育館で、大学(男女)、勤労青年(男子)、高等中学校(男女)の部門に分かれて行われる。 (朝鮮通信)