共和国基礎知識�F/政務院

各機関

　外交部、社会安全部、国家計画委員会、軽工業委員会、化学工業部、対外経済委員会、交通委員会、鉄道部、海運部、電力工業部、農業委員会、水産部、国家建設委員会、国土環境保護部、人民奉仕委員会、商業部、糧政部、国家科学技術委員会、電子自動化工業委員会、金属工業部、機械工業部、鉱業部、石炭鉱業部、資源開発部、建設部、建材工業部、林業部、地方工業部、都市経営部、逓信部、労働行政部、財政部、教育委員会、文化芸術部、保健部、国家科学院、中央銀行、中央統計局、資材供給委員会

　最高主権機関の行政執行機関で、国家主席と中央人民委員会の指導のもとに活動する。総理、副総理、委員長、部長などで構成され、任期は５年。

　全員会議と常務会議を持つ。全員会議は政務院の全成員で構成し、国家管理事業で提起される新たな重要問題を討議、決定する。常務会議は総理と副総理、総理が任命するその他の政務院委員で構成し、全員会議が委任した問題を討議、決定する。

　権限と任務は �@各委員会、部、政務院直属機関、地方行政・経済委員会の活動を指導する �A政務院直属機関を設置または廃止する �B国家の人民経済発展計画を作成し、その実行対策を立てる �C国家予算を編成し、その実行対策を立てる �D工業、農業、建設、運輸など各部門の事業を組織実行する �E貨幣および銀行制度を強固にする対策を立てる �F外国と条約を結び、対外活動を行う――など。部署は朝鮮中央年鑑１９９７年（９６年末現在）によれば４０ある。