朝鮮アジア太平洋平和委員会、金剛山観光事業に関連して談話
朝鮮アジア太平洋平和委員会スポークスマンは1日、民間級経済協力事業として推進している金剛山観光事業と関連して談話を発表し、次のように指摘した。
船による金剛山組織観光はわれわれと南朝鮮の現代グループ間で合意を見て、民間級経済協力事業として推進している問題である。
しかし南朝鮮の国務総理金鍾泌は、われわれに観光費を年間1億ドル以下に下げて定めなければならないとか、それも軍需工業に使われてはならないと騒いでいる。
統一部長官康仁徳は、観光客の身辺安全を口実に当局間会談に固執しながら、1人当たりの観光費用を300ドル以下に定めるよう現代グループを強迫している。
南朝鮮当局者は、われわれが現代と推進している金剛山組織観光事業に口出しするいかなる名分もない。
われわれは、南朝鮮人民の願いを考慮し、そして金剛山観光を通じて民族の和解と団結を成し遂げる目的から、現代グループとこの事業を推進している。
金剛山観光事業が北と南の民間級協力事業として推進されているだけに、その当事者間で合意を見ればよいのであって、そのお金をどこに使おうと、わが方の地域に入ってくる観光客に対する安全をどのように保障するかというのは、われわれがする問題だ。(朝鮮通信)