ニュースフラッシュ
南の「対北提案」に同調するな/朝鮮中央通信、関係国に警告
米国のスパイ行為、8月に130余回
タイ国王、首相が朴成哲副主席と会見
朝鮮社会民主党委員長に金英浩氏
安州地区炭坑の坑道を強化/国連開発計画の協力
【平壌8月31日発朝鮮中央通信=朝鮮通信】既報のように祖国平和統一委員会書記局は、南朝鮮執権者が「対北提案」を行ったことと関連し、その虚構性、欺まん性を明らかにする公開質問状を発表した。
しかるに、朝鮮問題に責任のある一部関係国の中で、南朝鮮執権者の「対北提案」があたかも朝鮮半島の平和と安定に「寄与」するかのように言い、それが自分たちの「民族的利益に合致」するとして南朝鮮当局に秋波を送っている。朝鮮半島の平和と安全保障問題は本質において統一問題である。朝鮮の分裂は外部勢力が強要したもので、統一がこんにちまで実現されないのも外部勢力の干渉と妨害策動のためだ。にもかかわらず南朝鮮執権者はこれに一言も触れず「対北提案」を行い、朝鮮問題と関連して旧態依然とした外勢依存の立場から脱せず、誰かとの「協力」を主張している。
こうした時に、朝鮮問題に責任のある関係国や一部の国で南朝鮮当局者の犯罪的策動を持ち上げたり、それを通じて漁夫の利を得ようとするのは、国際正義と人類の普遍的道徳に反する行為だ。われわれは祖国の統一問題に干渉し、自らの支配主義的野望を実現しようとするいかなる企図も許さないことを改めて明らかにする。 (朝鮮通信)
【平壌8月30日発朝鮮中央通信=朝鮮通信】軍事消息筋によると、米軍が8月に入り、U2、RC135、E3、RC12、RF4C、EH60などの戦略・戦術偵察機で、共和国に対して働いたスパイ行為は130余回に達した。このような大々的な偵察行為は、米国の北侵戦争策動が極めて無謀な段階に至ったことを実証している。
タイのプミポン・アドゥンヤデート国王は8月29日、南アフリカでの第12回非同盟諸国首脳会議に参加する途中、タイに立ち寄った朴成哲副主席と会見。国王は、朝鮮統一が外部勢力の干渉を受けることなく朝鮮民族の力によって1日も早く実現され、朝鮮人民が平和で繁栄する生活を享受することを希望すると述べ、国の統一と繁栄を成し遂げるための金正日閣下の活動で成果があるよう願うと語った。28日、チュアン・リークパイ首相も朴副主席との会見席上、金日成主席が両国の友好関係発展に多大な貢献をしたと指摘、金正日閣下の賢明な指導のもと、朝鮮政府と人民が自然災害を克服する闘争をはじめあらゆる活動で勝利するよう願うと述べ、今後も両国の協力と交流を一層発展させると言及。(朝鮮通信)
朝鮮社会民主党中央委員会第6期第19回総会が8月28日、平壌で行われた。金伊鉉副委員長が組織問題に関する報告を提起したのに続き、討論が行われた。金英浩委員(副委員長)が委員長に、金炳植委員(委員長)が顧問に選出され、当該の決定書が採択された。(朝鮮通信)
国連開発計画の協力で完成した安州地区採掘工学研究所による強化プロジェクトの操業式が8月27日、現地で行われ関係部門の活動家と駐朝国連開発計画補助部のチェリル・N・ヘストン代表と代表部メンバーが参加した。安州地区の弱い岩盤に見合った、従来の坑木から鉄製の柱と固定剤を開発し、同地区炭鉱の基本坑に導入した結果、莫大な量の丸太と鉄鋼材を使わなくても坑道の維持を改善し、坑道の補修費用を節約しながら石炭生産を行えるようになった。 (朝鮮通信)