朝鮮中央通信、「金剛山観光事業の白紙化」策動を非難
19日発朝鮮中央通信は論評で、目前に迫った金剛山観光を阻もうとする不純勢力の策動について、次のように非難した。
南朝鮮のハンナラ党と自民連の一部「国会議員」は16日、ソウル市内の公園で「金剛山観光中断要求決議大会」なるものを開き、「金剛山観光事業の白紙化」を主張した。
金剛山観光事業は、わが国の5大名山の一つである金剛山を探勝し、民族の情緒を享有したいという、南の人民の念願を何とか実現させようという一念から始まったもので、民族の積極的な支持と賛同のもとに推進されている。近いうちに、南では初の金剛山観光遊覧船が出港する。
まさしくこのような時期に、ハンナラ党と自民連の者たちは「白紙化」を訴え、「安保に致命的な影響を与える」などと、とんでもない論拠を掲げている。
ハンナラ党とは、金泳三の私設政党として、類例を見ない悪政で南を外勢の信託統治に陥れた政党であり、自民連もまた、すでに終末を迎えた維新政党の極右反共集団の集まりだ。このような私設政党を残しておいては、民族の和解と団結はもちろん、国の平和と平和統一を実現できない。
人民の願いを踏みにじり、時代の流れに逆行する者たちに与えられるのは、歴史と人民の厳しい審判にほかならない。ハンナラ党と自民連はこれをよく知り、軽挙妄動すべきではな
い。(朝鮮通信)