共和国最高人民会議常任委員長が新年の祝電/総聯中央韓徳銖議長に
朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会の金永南委員長が新年を迎えた1日、在日本朝鮮人総聯合会中央常任委員会の韓徳銖議長に送った祝電の全文は次のとおり。(朝鮮通信)
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私は希望に満ちた新年、チュチェ88(1999)年を迎え、議長同志をはじめすべての総聯活動家と70万在日同胞に熱烈な祝賀を送ります。
チュチェ87(1998)年は、朝鮮人民がチュチェ革命の新時代を輝かす栄光の道で新たな里程標を記した歴史的な年であり、英雄的なたたかいで社会主義祖国を守り抜き、チュチェ朝鮮の威力を世界に誇示した偉大な勝利の年でありました。
昨年、祖国では最高人民会議第10期代議員選挙を成功裏に行ってわが国の人民主権を強化し、共和国の政治的基盤をより固めました。祖国の人民は帝国主義者と反動勢力の反共和国策動をことごとく粉砕し、最終勝利をめざすための強行軍を力強く推し進めて社会主義建設の新しい展望を開き、われわれの力と技術でわが国初の人工衛星「光明星1号」の打ち上げに成功し、チュチェ朝鮮の偉容を大いに轟かせました。
昨年、総聯は内外の反動勢力による反共和国・反総聯策動が前例になく悪らつに行われる厳しい状況にもかかわらず、組織を一層強化し、愛国事業を果敢に繰り広げて在日朝鮮人運動で大きな前進をもたらしました。総聯活動家と在日同胞は、祖国人民の力強い進軍に歩調を合わせて「百日間運動」にこぞって立ち上がり、総聯第18回全体大会を愛国事業の輝ける成果で飾り、社会主義祖国に対する忠誠心と熱い愛国心を抱いて様々な大衆運動を幅広く展開し、祖国の統一と繁栄のために大いに貢献しました。
われわれは昨年、総聯活動家と在日同胞が金正日総書記の歴史的書簡に則り、立ちはだかる難関と試練を力強く克服し、祖国と民族のための愛国事業を力強く繰り広げて大きな成果を収めたことを非常に嬉しく思い、高く評価します。
チュチェ88(1999)年は、金日成主席がチュチェの革命偉業と主体的な海外僑胞運動を開拓し、導いてきた意義深い二十世紀の最後の年であります。
今年、総聯と在日同胞の前途には、総書記の思想と指導を心から受け入れ、主席が在日朝鮮人運動で積み上げた不滅の業績を固守してより輝かせ、総聯の愛国事業で新たな転換をもたらすべき重大かつ責任ある課題が示されています。
新年、総聯は各組織に総書記の指導体系をより確固と確立し、主体的な愛国勢力の強化に力を入れ、組織を威力ある大衆的愛国組織として盤石に固め、同胞大衆の愛国的熱意を積極的に呼び起こし、総聯第18回全体大会の決定を貫徹して在日朝鮮人運動をより高い段階へと発展させなければなりません。
主体的な海外僑胞運動は正当な愛国偉業であり、いかなる力も総聯と在日同胞の勝利の前進を阻むことはできません。チュチェの道に沿って正当な偉業のためにたたかう活動家と在日同胞は常に勝利することでしょう。
私は、総聯の活動家と在日同胞が愛国の信念を胸に刻み、反動勢力のいかなる挑戦、謀略策動も勇敢に粉砕し、信念と楽観に満ちて力強くたたかうことで、20世紀最後の年である今年を在日朝鮮人運動の発展における歴史的な転換の年として輝かすものと信じ、韓徳銖議長同志をはじめすべての総聯活動家と在日同胞の幸せを祈ります。