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ニュースフラッシュ

南朝鮮執権者の「新年の辞」を論評/労働新聞
米軍が12月に150余回の空中スパイ
キューバ革命勝利40周年で祝賀宴
全文燮名誉副委員長が死去
金剛山観光事業中断すれば米・南に責任/朝鮮中央通信
共和国赤十字会中央委員長に張在彦氏


南朝鮮執権者の「新年の辞」を論評/労働新聞

 労働新聞4日付は、南朝鮮執権者が1日の「新年の辞」で、誰それの「挑発」に対して友邦国と共助して対応すると述べたことについて論評し、今年も反北対決策動のレベルを高める企みの表れだと非難。南執権者は反北対決から連北和解への政策転換に対する民族の要求に応じる意思を示すのが当然だと指摘した。(朝鮮通信)

 

米軍が12月に150余回の空中スパイ

 12月31日発朝鮮中央通信によると、米軍は同月の1ヵ月間に、U2、RC12、RF4C、P3、EH60などの戦略・戦術偵察機で、共和国に対して延べ150余回にわたる空中スパイ行為をした。(朝鮮通信)

 

キューバ革命勝利40周年で祝賀宴

 キューバ革命勝利40周年に際し、共和国政府は12月30日、平壌の万寿台議事堂で祝賀宴を催した。最高人民会議常任委員会の朴成哲名誉副委員長、白南淳外相、朝鮮キューバ団結委員会委員長の崔基龍教育相らが参加、ゲバラ駐朝キューバ大使代理と大使館員が招待された。白外相は演説で、キューバとの親善を代を継いで発展させることは金日成主席の遺志であり、金正日総書記の変わらない意志だと述べ、共和国は今後も両国の関係発展に全力を尽くすと述べた。(朝鮮通信)

 

全文燮名誉副委員長が死去

 朝鮮労働党中央委員会委員で共和国最高人民会議常任委員会名誉副委員長の全文燮氏が12月29日午後10時、病のため死去した。享年79歳。党中央委と最高人民会議常任委が同日、訃告を発表した。30日には、金永南、李鐘玉、朴成哲、金英柱、趙明禄、金鎰普A李乙雪、洪成南の各氏をはじめ党と国家の指導幹部らが弔問に訪れ、故人に深い哀悼の意を表した。(朝鮮通信)

 

金剛山観光事業中断すれば米・南に責任/朝鮮中央通信

 12月29日発朝鮮中央通信は、朝鮮アジア太平洋平和委員会と南朝鮮・現代グループとの合意に従って昨年11月に始まった民間級の金剛山観光事業が、内外の妨害により重大な難関に直面していることについて論評した。

 論評は、共和国に送られる巨額の資金が軍事費に回される恐れがあるという米国のペリー朝鮮政策調整官の発言や、南当局が観光料金に関する現代側の申請書類に対し、年内の承認が困難だと述べたことに言及した。論評は、金剛山観光事業と関連して現在、提起されているのは、観光施設の利用権を30年とする問題だが、共和国側はこの問題が現代側を通じて提起された当初から一貫して、期限を30年とすることは祖国統一の前途に関わる重大な政治問題であり、統一を願う朝鮮民族を失望させるため、絶対に許されないと明言してきたと指摘。ア太委と現代側がこの問題を含めた諸問題を互いに了解したうえで円満に合意し、金剛山観光事業が始まり、この間、順調に進んできたが、共和国側が事業の円満な推進のため雅量と忍耐を発揮してきたにもかかわらず、米・南当局は「対北政策の成果」と言って不純な政治目的に悪用していると非難した。そして、金剛山観光をはじめ経済協力事業が中断された場合、米・南当局が全面的な責任を負うことになるだろうと強調した。(朝鮮通信)

 

共和国赤十字会中央委員長に張在彦氏

 共和国赤十字会臨時大会が12月26日、平壌で開かれ、同会中央委員会委員長に張在彦氏が選出された。(朝鮮通信)