ニュースフラッシュ
ブルネイと大使級外交関係を樹立
IMF体制下での南朝鮮米国支配に抗議/「韓総連」が宣布式
反「政府」闘争の継続を宣言/民主労組委員長
ネパール国王らに祝電/最高人民会議常任委員長
朝鮮仏教徒連盟創立53周年で報告会
駐朝インドネシア大使が信任状
キューバと文化交流計画書に調印
保安法撤廃、良心囚釈放を主張/南の17団体
8日発朝鮮中央通信によると、共和国・ブルネイ両政府は、1999年1月7日から両国間に大使級外交関係を樹立することを決定した。両政府は国連憲章の原則に基づき、両国間の友好協力関係を発展させることで合意した。
【注】朝鮮中央通信社発行の朝鮮中央年鑑97年版(96年現在)によると、共和国の国交樹立数は136ヵ国で、昨年8月の南アフリカに続き、ブルネイは138ヵ国目。 (朝鮮通信)
「韓国大学総学生会連合」所属の大学生300余人は5日、ソウルの漢陽大で反米闘争宣布式を開き、「国際通貨基金(IMF)体制下の南朝鮮に対する米国の支配・干渉に反対する」と訴えた。
南朝鮮・全国民主労働組合総連盟の李甲用委員長は12月31日、ソウル・汝矣島の「国会議事堂」前で会見し、新年も反「政府」闘争を続けると宣言した。李委員長は、教員労組の合法化や失業者の労組加入など労使政委員会での合意事項が履行されていないと非難し、整理解雇の中止を求めて今後も積極的にたたかっていくと語った。
12月28日発朝鮮中央通信によると、最高人民会議常任委員会の金永南委員長はネパールのビレンドラ国王誕生53周年に際し祝電を送った。金委員長は30日にもパレスチナ革命開始34周年に際しアラファト議長に、スーダン独立43周年に際しバシル大統領に祝電を送った。
一方、1日発同通信によると、最高人民会議の崔泰福議長は再選されたシリア国会のカットラ議長に祝電を送った。また、2日発同通信によると、白南淳外相はモンゴルのトヤ新外相に祝電を送った。(朝鮮通信)
朝鮮仏教徒連盟創立53周年記念報告会が12月26日、平壌で行われた。朴泰華委員長は報告で、北と南、海外の仏教徒は、共和国の人工衛星打ち上げを機に「ミサイル発射」説と「地下核施設疑惑」を口実にした新たな戦争を引き起こそうとする、米国と南朝鮮、日本の動きを糾弾する実践行動に立ち上がろうと訴えた。(朝鮮通信)
エペンディ駐朝インドネシア大使は12月24日、最高人民会議常任委員会の金永南委員長に信任状を提出した。これに先立ち23日、白南淳外相が同大使と会見した。(朝鮮通信)
共和国・キューバ両政府間の1998〜2000年度文化交流計画書が12月23日、キューバ外務省で調印され、金吉煥・駐キューバ大使とアルエンデ・キューバ外務次官が計画書に署名した。(朝鮮通信)
民主主義民族統一全国連合、人権運動サランバン、民主化実践家族運動協議会など南朝鮮の17の市民団体は12月19日、ソウルの鍾路聖堂で緊急討論会を開き、独裁政権の維持に悪用され、民主勢力を弾圧してきた「国家保安法」の即時撤廃と、全良心囚の無条件釈放を当局に訴えた。