千葉虐殺・放火事件調査委、県議会に早期の真相解明を要求
千葉朝鮮総聯役員虐殺・放火事件調査委員会(委員長=小川彰弁護士)の代表らが12日、斉藤美信・県議会議長を訪ね、早期の真相解明と再発防止を要請した。
小川委員長ら一行は、昨年10月15日に発生した事件がいまだに解決されていない点を指摘。事件の真相解明と在日朝鮮人に対する人権侵害を防止する措置を、県議会が講じるよう求めた。
斉藤議長は「民族排他主義が蔓延し、少からぬ在日外国人が被害にあっていることは遺憾だ。適切な措置を講じたい」と応えた。
調査委員会では今後、県知事、県警本部長に対しても同様の要請を行うとしている。