ニュースフラッシュ
エジプト政府文化代表団が訪朝
対外文化連絡委員会代表団、南米訪問へ
民主労組副委員長に懲役2年/ゼネスト主導を理由に
東南アジアとの友好へ努力/ブルネイとの国交樹立で外務省
安企部長の解任を要求/政治工作問題でハンナラ党
LG半導体の現代への合併に抗議/LGの職員ら
構造調整撤回なければゼネストも/南の2労組が宣言
ナグーラ・ムハマド・フセイニ・ラハ氏を団長とするエジプト政府文化代表団が12日、平壌に到着した。白南淳外相が15日、同代表団と平壌の万寿台議事堂で会見した。(朝鮮通信)
ペルー、エクアドル、コロンビアの南米各国を訪問する対外文化連絡委員会代表団(団長=金鎮範氏)が11日、平壌を出発した。(朝鮮通信)
南朝鮮・ソウル地裁は12日、昨年5月末に行われた労働者の雇用安定を求めるゼネストを主導したとして逮捕されていた、全国民主労働組合総連盟の段炳浩副委員長に対し、「業務妨害罪」で懲役2年の実刑判決を下した。
共和国外務省スポークスマンは11日、ブルネイ政府との大使級外交関係樹立と関連して、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。
これは両国人民の利益と念願、自由で繁栄する新しいアジアを建設するアジア人民の利益に合致するものだ。外交関係樹立によって両国には、政治、経済、文化など各分野での多方面的な協力と交流を発展させる道が幅広く開かれた。共和国は今後、自主、平和、親善の理念に基づき、共和国と友好的に接するすべての国、とくに地理的に近い東南アジア諸国との善隣友好関係の発展に向け、積極的に努力するだろう。 (朝鮮通信)
南朝鮮の「国家安全企画部」(安企部)が「国会情報委員会」の資料閲覧室である「国会」本館529号室を拠点に、野党議員の監視や政治工作をしていた問題で、野党ハンナラ党は11日に抗議集会を開き、連立与党を代表して「大統領」の謝罪と、安企部長の李鍾賛の解任を求めた。また、閲覧室の撤収を求める決議文が採択された。
南朝鮮当局が進める5大財閥構造調整の一環として、LGグループが半導体事業を放棄し、傘下のLG半導体を現代グループ傘下の現代電子に吸収合併させることが6日に発表されたのと関連し、LG半導体の職員は9日、これに反対する非常対策委員会を発足させた。職員らは同日の会見で、事業交換の名目で労働者の意向を無視した一方的な構造調整を進める当局の姿勢を非難。労働者の生存権を守るためにたたかうと語った。
南朝鮮ではすでに昨年末、三星自動車と大宇電子の事業交換が発表されているが、不当な整理解雇につながるとして労働者側が反対している。
「韓国労働組合総連盟」(「韓国労総」)傘下の労組協議会は8日、ソウル市内で会見し、「政府」が一方的な構造調整を撤回しない場合、大規模なゼネストや労使政委員会脱退などの強行策も辞さない構えだと強調した。「韓国労総」はまた、「現『政権』との対話を通じて問題を解決しようと、これまで行ってきたすべての試みが無意味だった」と述べ、「何の法的根拠もない現『政権』のすべての構造調整指針に反対し、既存指針の全面撤回を求める」と宣言。全国民主労働組合総連盟(民主労総)とも連帯していくと語った。
一方、民主労総の共同闘争本部も同日、傘下全組織を動員して総力闘争に臨むと明らかにした。