総聯徳島県本部委員長、新社会党県本部集会で講演/「朝鮮半島と日米ガイドライン」

　総聯徳島県本部の金太奎委員長が１５日、徳島市内で行われた新社会党県本部の旗開きで、「朝鮮半島と日米ガイドライン」と題して講演した。

　金委員長は聴衆を前に、昨年８月の共和国の人工衛星打ち上げ以後、日本政府の共和国敵視政策は一段とエスカレートしており、前例になく非常に危険な段階に至っていると指摘。日米安保の新ガイドラインは、共和国を孤立圧殺させるものであると説明した。

　また、より多くの市民がこうした事実を正しく把握し、危険な流れを押し戻すことが求められていると強調。今年は、これまでアジアの平和のためにたたかって来た人々の良識と信念が試される年になると話し、協調して朝・日友好に尽力しようと訴えた。