総聯大阪府本部委員長ら、新年に際し横山知事を表敬訪問
呉秀珍・総聯大阪府本部委員長をはじめ、女性同盟府本部、府教育会、府商工会の代表らが13日、新年に際して横山ノック府知事を表敬訪問した。
一行は、知事公室で横山知事と面談した。呉委員長は、昨年8月の共和国の人工衛星打ち上げを機に、日本で反共和国キャンペーンが繰り広げられたことに遺憾の意を表明。情勢が複雑であるほど現状を正しく把握するための努力が必要であり、市民レベルの着実な朝・日交流が求められていると話した。
また、大阪府が財政難の中でも、朝鮮学校に対する教育助成金のレベルを維持しようと努めたことに対し感謝の言葉を述べ、府下の朝鮮学校生徒らが日本の公式スポーツ大会で活躍し、朝・日交流に寄与していることにも言及した。
横山知事は、昨年、朝鮮学校の生徒に対する暴言、暴行事件が再発したことに憂慮を表し、今後は一層の日朝交流に努めたいと話した。
同本部では11日に、磯村隆文・大阪市長を表敬訪問。ほかに、ロシア、中国の総領事と、各政党、労組、マスコミなども表敬訪問している。