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平壌で「南朝鮮の非転向長期囚救援対策朝鮮委員会」会議


 南朝鮮に抑留されている共和国北半部出身の非転向長期囚、金仁瑞氏、咸世煥氏、金永泰氏らの送還実現に向けて活動している「南朝鮮の非転向長期囚救援対策朝鮮委員会」の第10回会議が21日、平壌で開かれ、同委員会や人権研究協会の関係者が参加した。

 討論者らは、南当局者は人権問題である非転向長期囚送還問題をかたくなに拒否しながら、「離散家族」問題を持ち出して人権に関心があるかのように世論作りをしており、また「人権擁護」を唱える米国も朝鮮停戦協定に違反し、朝鮮人民軍の捕虜として南に生存する非転向長期囚の帰郷問題に背を向けていると非難した。

 そして、南当局者と米国は人権保障に関する国連憲章と捕虜待遇に関する国際法に基づき、金仁瑞氏らを速やかに送還すべきだと強く主張した。

 会議では、非転向長期囚送還問題を「離散家族」問題と絡めて「相互交換」を唱える南当局者の非人道的な企みを阻止し、今年も送還運動を力強く繰り広げるための対策を協議した。また、同委員会委員を補選した。(朝鮮通信)