同胞大衆紙朝鮮新報発刊に際して/社長 金元澤


 本紙朝鮮新報をご愛読されている読者の皆様、各界の在日同胞の皆様。

 本紙は本日付から、情勢の変化と在日同胞の多様な要望に応えるために、新しい世代をはじめとする広範な同胞たちに生活情報を提供する同胞大衆紙として、新たに出発することになりました。

 1945年10月10日に創刊された本紙は、半世紀を超える長い間、愛国愛族運動に献身してきた同胞らと生死苦楽を共にしてきました。

 しかし近年、日本の環境の変化と総聯の実情、新しい世代をはじめとする同胞の志向と要求に沿った編集ができず、自己の使命と任務を果たしてこれなかったことを遺憾に思っています。

 今後は、新しい世代をはじめ広範な同胞たちに密着し、同胞たちが必要とする多様な情報と同胞同士の民族的なきずなを強めるニュースを伝え、同胞の民族性と企業を守り、幸福で豊かな同胞社会を築くために少しでも役立てる記事、企画を掲載していきます。

 朝鮮語4ページ、日本語4ページの計8ページの新報を週3回隔日で、月、水、金曜日に発刊します。購読料は月額1900円に引き下げます。

 私たちは本日を機に、皆様方から今までより以上に愛され、支持される同胞大衆紙を制作するために全力を尽くします。

 読者の皆様、各界在日同胞の皆様。

 生まれ変わった朝鮮新報と共に月刊誌「イオ」もご愛読下さり、1人でも多くの読者獲得のためにご支援、ご助力を頂けますよう願います。