ここが知りたい人気/同胞の海外旅行先


 ここ数年の間に、海外旅行に行く同胞の数が急激に増えている。新婚旅行、友達同士など対象は幅広く、それによって目的地も多彩だ。

 そこで、同胞に信頼される旅のエキスパート、株式会社中外旅行社に、人気の海外旅行先ベスト5と主な国の査証(ビザ)取得期間などについて紹介してもらった。

 問い合わせは中外旅行社まで。各方面のパンフレットの無料発送も行っている。

 東京都台東区東上野1―15―3
 TEL 03−3835−3654
 FAX 03−3835−3690)

ハネムーン
1位 イタリア、フランス
2位 アメリカ西海岸(ラスベガス)
3位 ドイツ、オーストリア
4位 ハワイ
5位 モルジブ

 

社員旅行
1位 グアム、サイパン
2位 インドネシア(バリ)
3位 台湾、香港
4位 タイ
5位 アメリカ西海岸

 

10〜30代
1位 タイ
2位 アメリカ西海岸  (ラスベガス、
 サンフランシスコ、ロサンゼルス)
3位 アメリカ東海岸  (ニューヨーク、
             オーランド)
4位 ハワイ
5位 ヨーロッパ

 

40〜60代
1位 イタリア、フランス
2位 カナダ
3位 ドイツ、スイス
4位 中国
5位 香港

 

朝鮮籍の観光ビザ取得期間(10月20日現在、中外旅行社の場合)

  渡航先国名 取得期間 本人
出頭
旅券
種類
ヨーロッパ シェンゲン条約締結国 1ヵ月半 ×
  フランス 1ヵ月半 ×
  ドイツ 1ヵ月半 ×
  スイス 翌日 ×
  オーストリア 1ヵ月半 ×
  イタリア 3週間
米大陸 アメリカ 2〜3週間 ×
  カナダ 1ヵ月半 ×
アジア 香港 現地申請のため、2ヵ月〜 ×
  中国 1週間(翌日可能) ×
  台湾 翌日 ×
  インドネシア 10日間 ×
  タイ 翌日(通過ビザ、1週間前)
  マレーシア 3週間 ×
  オーストラリア 翌々日 ×
オセアニア ハワイ 2〜3週間 ×
  グアム 2〜3週間 ×

ノービザでいける国

アジア シンガポール 無査証  (滞在日数14日以内、
再入国残存期間6ヶ月以上必要)
×
  モルジブ 無査証 ×

※注

 「パ」印の国は総聯中央本部のパスポート必要。「再」印の国は再入国許可書にてビザ申請。取得期間は土・日・祝日を除外。また大使館により予告変更ある。

 シェンゲン条約を締結しているフランス、イタリア、ドイツ、スペイン、ポルトガル、ベルギー、オーストリア、オランダ、ルクセンブルクへは、パスポートがある場合、共通のビザ取得可能。

 ビザ 訪問しようとする国の在外公館が、訪問者の旅券の有効性と入国および滞在などについて審査し、入国を認定する表示のようなもの。申請手続きは訪問国の大使館を含む在日領事館で行う。

 再入国許可書 日本に再入国する際に必要なもの。居住地管轄の法務省の入国管理局・再入国許可取り扱い窓口で申請し、即日交付を受けられる。(1)再入国許可申請書1通(2)再入国許可交付願書(3)写真2枚(4)外国人登録済証明書(5)手数料納付書(1回限り=3000円、数次=6000円)が必要。