高句麗式古墳の岩屋古墳を探訪/千葉・「金鈴会」


 千葉県在住の同胞歴史愛好家、日本人学者ら17人が11月14日、印旛郡栄町にある房総風土記の丘を訪れた。千葉在住の同胞歴史愛好家で作る「金鈴会」が主催する歴史探訪で、今回が3回目。

 房総風土記の丘内外にまたがる龍角寺古墳群には、畿内地方同時期の王陵をもしのぐといわれる高句麗式方墳の岩屋古墳をはじめ、6〜7世紀頃に造られた110余基の古墳が群在している。

 同行した在日本朝鮮人歴史考古学協会の全浩天会長は、被葬者はこの一帯に定着した高句麗系豪族のリーダーでは、と語っていた。  (金鈴会会長 宋潤奎)