女性同盟神奈川バトミントンクラブ「ムグンファ」/60歳、70歳になっても現役で
ママさんバレーという言葉がすっかり定着したように、ミセスの代表的なスポーツと言えばバレーボールを連想する人が多いだろう。 同胞女性のスポーツサークルも殆どがバレーで、全国大会が催されるほど盛況である。
そんな中で異彩を放つのが、このバトミントンサークル「ムグンファ」(無窮花)だ。
平均年齢45歳。練習は週2回。結成から今日まで途切れることなく活動を続け、息の長いサークルとして、地域にすっかり根付いた感がある。
バトミントンは、なかなかハードなスポーツで、練習中は汗びっしょり。
「その爽快感がたまらなくて」、仕事や家事の時間をやりくりして週2回の練習を欠かさないと言う。
地域のバトミントン協会にも加入し、川崎市内を中心に様々な大会に積極的に参加し、今では「ムグンファ」のチーム名は日本人の間でも広く知られるようになった。
「実は、協会に加入するとき、ムグンファという名称は呼びにくい、日本語の名前で登録してくれないかというクレームが付いたんですよ。でも、絶対に妥協しませんでし た。同胞女性が集まるウリチームは、『ムクゲ』じゃだめ。『ムグンファ』でなきゃあ」と、キャプテンの李英子さん(50)はいう。
バトミントンの魅力は「何と言っても、気楽に始められて、長くできること」だと口を揃えるメンバーは、60歳になっても、70歳になっても現役でいくつもりだと意気揚々だ(錦)。
結成 1989年6月23日。
メンバー 11人。
問合わせ
― 女性同盟神奈川・川崎支部、TEL044・322・7280。