同胞飲食店の課題論議/京都府商工会が研修会


 京都府商工会飲食業研修会が11月29日、京都テルサで行われ、鄭東善会長をはじめ約90人が参加した。

 経営コンサルタントの東條伸一氏が「繁盛店に見る成功のポイント」と題して講演した。

 東條氏は、外食市場の成長鈍化の中で、経営改善努力がいっそう必要になっているとしながら、商品の質、サービス、清潔さ、雰囲気、価格の5つのバランスを改善する方法などについて解説した。

 続いて、商工連同胞飲食業者協議会メンバーで、「みらくてい」(茨城)経営者の金奉讚氏が「在日の焼肉と私の焼肉」と題して講演した。

 金氏は、業界に入ってからのエピソードを披露しながら、経営の洗練化など、同胞経営者が直面している課題について指摘した。

 講演後、質疑応答が行われた。

 

3地域で記念の集い/広島県下の商工会

 広島市南商工会結成25周年を祝う集いが5日、広島プリンスホテルで行われ、120人が参加した。
 徐一九会長があいさつ。商工会はこれまで一貫して同胞の生活と財産を守って来たとしながら、今後も活動を盛り上げて行こうと呼び掛けた。

 集いでは、地域同胞と広島朝鮮歌舞団による歌と踊りの公演が披露された。

 県下ではまた、福山地域商工会の結成25周年を祝う集いが11月28日に、広島東地域商工会の結成30周年を祝う集いが21日に、それぞれ行われた。