ニュースPICK-UP
在日 同胞老人会に支援を/川崎市議会福祉委員会要望書採択
第10回イギョラ杯成功へ/東京朝高サッカー部OB会総会
文芸同大阪演劇口演部公演 「旗」 /魂揺さぶるウリマル
北 帰国実現40周年祝う/平壌で多彩な行事
マカオ返還式典に出席
洪総理、「返還祝う」
朝・日赤十字会談-北京で19〜20日/政府間会談への予備会談も
在日/
川崎市議会健康福祉委員会が16日、「川崎高麗長寿会(盧垠会長)の事業計画の提示と運営に対する支援を求める要望書」を、全会一致で採択した。
要望書は (1)同長寿会を老人福祉団体として認可し、財政支援を行う (2)介護保険の適用において民族差別をなくし、無年金状態に置かれている同胞高齢者の負担を減らす (3)川崎市が支給している「外国人高齢者福祉手当」(月額2万円)を老齢基礎年金の7割程度まで引き上げる―ことなどを求めている。
東京朝高高級部のサッカー部OB会総会が12日、同校で行われた。
同校サッカー部に日本の強豪チームとの試合の機会を与えようと行われてきた「イギョラ杯」が来年10回目を迎える。総会では、「イギョラ杯」の準備委員会を若い世代で再結成することについて討議された。
来年の「イギョラ杯」には、今年度全国選手権大会出場チーム、日本のクラブユースチーム、アメリカからスタントン大学付属高校(フロリダ州選手権大会優勝チーム)などを招待する。また、各期対抗サッカー大会が行われ、48期が優勝した。
文芸同大阪演劇口演部第1回公演「旗」が11日、大阪府東成区民ホールで行われた。民族精神を呼び起こす「旗」がウリマル(朝鮮語)だということを訴えるために企画したもの。
舞台では、詞「子供たちよ、これがウリハッキョだ」(許南麒作)「母国語を愛しているから」(黄鎮成作)「祭祀の日」(任福連作)など同胞作家による作品が、すべて朝鮮語で上演された。また民族音楽、舞踊、美術など多様な民族芸術が織り交ぜられたサムルノリと招魂クッ「李舜臣と南怡」などが披露された。
北/
帰国実現40周年祝う/平壌で多彩な行事
【平壌発金志永、李鉉民記者】
新潟港を出港した朝鮮への第1次帰国船が、清津港に到着した1959年12月16日から40年がたったことを記念し、平壌で多彩な記念行事が行われた。帰国した同胞らが全国から平壌に集まり、総聯中央の南昇祐副議長らとともに行事に参加した。
15日には人民文化宮殿で40周年記念中央報告大会が、16日には玉流館で宴会が行われ、帰国した23人の同胞に誕生日を祝う贈物が贈られた。
マカオ返還式典に出席する弓錫雄外務次官を団長とする朝鮮外務省代表団が16日、列車で平壌を出発した。(朝鮮通信)
洪総理、「返還祝う」
洪成南総理は平壌駐在の新華社通信の書面取材に応じ、マカオの中国返還を祝う立場を表明した。
洪総理は香港返還に続き、中国政府がマカオに対する主権を回復することは、・「1国家、2制度」構想に基づく中国の統一政策の正確性を、実践的に証明していると述べた。新華社通信の報道を中国共産党の機関紙人民日報が13日付に掲載した。【平壌支局】
朝・日赤十字会談-北京で19〜20日/政府間会談への予備会談も
平壌16日発朝鮮中央通信は、朝鮮民主主義人民共和国と日本国との間の人道的諸問題を解決するための両国赤十字間の会談と、政府間会談のための両国外務省間の局長級予備会談が、19日と20日にそれぞれ北京で開かれる、と報じた。
日本/
新潟県帰国協力会、40周年祝賀宴
新潟県在日朝鮮人帰国協力会40周年記念パーティーが14日、新潟市内のホテルで開かれ、会の関係者と県内の各界人士、総聯新潟県本部の活動家と同胞ら120余人が参加した。
主催者を代表して渡部重雄会長が挨拶し、初代会長の小林力三顧問が記念講演。来賓の許宗萬・総聯中央責任副議長が祝辞を述べ、協力会に総聯中央の感謝状を伝えた。また新潟市長と自民党県連からの祝賀メッセージが紹介され、社会、民主、新社会など各政党の県組織から祝辞があった。