ニュースフラッシュ
共和国で有用動物保護法採択
整理解雇強行ならゼネスト/現代に合併の起亜自動車
LG職員7600人は雇用安定求めスト
「韓総連」統一委員長を連行/保安法違反で
モンテカルロ国際サーカスで銀賞/平壌牡丹峰サーカス団
今年の経済建設の基本課題強調
1月26日発朝鮮中央通信によると、共和国でこのほど、有用動物保護法が採択された。同法の採択は、有益な動物の保護において規律と秩序をしっかりと立て、有用動物を増やすことで国土を美しくし、物質・文化生活の向上に貢献することが目的。この事業に対する指導や物質的な保障、専門家の養成など具体的な内容が一つ一つ規定されている。(朝鮮通信)
南朝鮮の起亜自動車、亜細亜自動車など起亜グループ系列4社の労働組合は1月26日、京畿道光明市の起亜自動車所下里工場で会見し、現代グループが起亜自動車買収に伴い整理解雇を強行した場合、ゼネストに突入する意向を表明した。
労組側は、現代グループが2000年まで起亜自動車の労働者の雇用を保障するとの約束に反し、生産職の労働者のリストラを計画していると指摘。「希望退職の強制も含め、整理解雇が強行された場合、2月1日からゼネストを行う」と明言した。また、事業交換に反対してたたかっているLG半導体や大宇電子などの労働者との連帯を強めるため、共同対策機関の設置を提案した。
南朝鮮の財閥構造調整に反対し、雇用安定を求める労働者が相次いでゼネストに突入している。
現代電子に合併されるLG半導体では1月23日、「合併に伴う雇用安定措置を会社側が講じておらず、労働者の生存権が脅かされている」として、清州本社(忠清北道)職員6300人と亀尾工場(慶尚北道)職員1300人が一斉に辞表を提出。翌24日に操業を中断した。三星電子への合併が決まった大宇電子は22日、大宇自動車に合併される三星自動車も7日、生産ラインが全面停止した。ゼネストに参加した3社の労働者は計約2万3000人に上る。さらに、大宇電子の職員約1000人は23日、事業交換の白紙撤回を求め、ソウル市内で無期限ろう城に入った。
「韓国大学総学生会連合」(「韓総連」)第6期執行部のリ・ソッチュ祖国統一委員会委員長が1月21日、南朝鮮警察に連行された。「韓総連」に対する「利敵団体」規定を拒否し、学生たちとたたかったことが「国家保安法」違反容疑に当たるというもの。これに対し「韓総連」は抗議文を発表し、弾圧に屈せずたたかうと宣言した。
1月19日に開かれた第23回モンテカルロ国際サーカスフェスティバルで、平壌牡丹峰サーカス団の「空中ブランコ」が、各国の計26種目中、銀賞を受賞した。(朝鮮通信)
民主朝鮮16日付によると、共和国内閣総会拡大会議がこのほど開かれ、洪成南総理ら内閣メンバーが参加。昨年の人民経済計画の遂行状況を総括し、今年の共同社説で示された課題と今年の人民経済計画を遂行するための対策を討議した。
報告と討論では、人民経済の各部門で生産を正常化させて、その軌道に経済全般をしっかりと乗せ、人民生活を向上、安定させることが、今年の経済建設の基本課題だと指摘。農業に国家的な力を入れて食生活の問題を解決することや、平壌―南浦間高速道路をはじめ重要プロジェクトの建設、軽工業部門で消費物資を円満に生産する問題など、具体的な課題を示した。 (朝鮮通信)