東京でチュチェ思想に関する全国セミナー
「チュチェ思想に関する全国セミナー ―自主と平和のための21世紀の指導理念―」(主催=チュチェ思想研究会全国連絡会、チュチェ思想国際研究所)が7日、東京都新宿区のセブンシティ大ホールで開かれ、全国各地からチュチェ思想研究に携わる日本人士約280人が参加した。朝鮮社会科学者代表団(団長=林会成・朝鮮社会科学者協会副委員長)とインド代表団(団長=ビシュワナス・インド・チュチェ思想研究学会書記長)、総聯中央の南昇祐国際局長が招かれた。
井上周八・チュチェ思想国際研究所理事長が報告し、21世紀を自主と平和の世紀にするための指導理念が強く求められている今、チュチェ思想研究普及活動は21世紀の新しい指導理念を示し、各国民衆のたたかいの牽引力となる重要な活動となっていると指摘。チュチェ思想研究者がチュチェ思想を深く研究し、広範な人々と共に自主的な社会、戦争のない平和な社会を築くための実践にチュチェ思想を生かし、21世紀の指導理念として確立していかなければならないと語った。
続いて、林団長とビシュワナス団長が講演した。
林団長は、日本当局は「ミサイル発射」などと共和国敵視を露にしているが、日本の進歩的な人たちが非正常な朝・日関係を正そうと努力していることに触れ、チュチェ思想の普及は朝・日友好に大きく寄与するだろうと語った。
ビシュワナス団長は、インドも共和国も民衆のために尽くす立派な指導者を頂き、民衆も指導者を信じてたたかうことで、帝国主義に勝利したと指摘し、今後も平和共存を優先させ、帝国主義に反対し、たたかうだろうと述べた。
深田肇衆院議員と武者小路公秀フェリス女学院大教授が発言。鎌倉孝夫・埼玉大教授がまとめを行い、共和国を正しく理解するには、何より国交を正常化させることが必要だと語った。
セミナーでは、金正日総書記に送る手紙が朗読された。また、金正日総書記誕生57周年祝賀パーティーも同ホールで催された。