朝鮮の自主的平和統一を支持する京都委員会が総会と記念講演会
朝鮮の自主的平和統一を支持する京都委員会・総会および記念講演会が5日、京都市のセントノーム京都で行われ約120人が参加した。総会では、今後の活動方針と財政報告に続いて、全日農京都名誉会長の山中高吉氏をはじめとする新役員が発表された。
代表委員の1人に選出された井上清実龍谷大教授が主催者を代表してあいさつし、約2年半ぶりに総会が開かれたが、日朝関係が悪化している現状だからこそ日本政府に対朝鮮政策の根本的な改善を求めていきたいと語った。
総聯京都府本部の金光洙委員長が来賓としてあいさつした。
総会ではアピール文が採択され、日本政府に対し@朝鮮半島の軍事的緊張を高めるような共和国敵視政策を即刻改め、国交樹立の実現を要求するA朝鮮分断が過去における日本の植民地支配に原因があることを認識し、南北朝鮮の平和統一の実現のため、その責任において最大限の努力をすることなどを訴えた。
参加者たちは総会を契機に今後、広範な大衆運動を展開していくとした。
朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会の若林X事務局長が「最近の朝鮮半島と日米安保の新ガイドライン」と題して記念講演し、日本政府の危険な軍事大国化の動きに対し、日本国民が団結して立ち向かわなければならないと述べた。