1999年度朝・日体育人新春懇親会
1999年度朝・日体育人新春懇親会が10日、都内のホテルで行われ、総聯中央の権淳徽副議長、「眞求文化宣伝局長、金露顕在日本朝鮮人体育連合会(体連)会長、上田宗良日本オリンピック委員会(JOC)理事、重村旦日本卓球協会専務理事、柳沢徳次日本・朝鮮文化交流協会副理事長をはじめ170人が参加した。
体連の金会長があいさつし、昨年は長野冬季五輪をはじめ、日本で行われた国際競技大会に共和国選手団が数多く参加して朝・日交流を深めたと指摘。その一方で、日本ではまだ、社会人サッカーなどの分野で、全国大会など高いレベルの大会への道が、在日朝鮮人には閉ざされている現状にも言及した。
金会長はまた、体連結成45周年に当たる今年、在日同胞社会で一層のスポーツ活性化に努め、朝鮮の統一や朝・日友好に寄与して行きたいと強調した。
来賓を代表してあいさつした上田JOC理事は、今年は各種目のシドニー五輪予選が始まることもあり、日朝両国が互いに競技水準の向上に努め、親ぼくを一層深めて行こうと話した。