ニュースフラッシュ
インドがコメ1000トンを無償提供
イラン外務省代表団と会見/最高人民会議常任委員長
モンゴル民族民主党と会談/労働党代表団
雇用安定求め集会とデモ/起亜自動車労組1万人
ヨルダン国王死去で弔電/最高人民会議常任委員長
女子サッカー世界選抜に選出/共和国の金淳姫選手
民家協が良心囚釈放キャンペーン
12日発朝鮮中央通信によると、インド政府が、共和国の自然災害と関連して毛布10万ドル分、麦1000トン、白米2000トンを支援したのに続き、このほど再び白米1000トンを無償で提供した。引渡式が同日、南浦港で行われた。(朝鮮通信)
最高人民会議常任委員会の金永南委員長は11日、イラン外務省代表団(団長=アミンザデフ次官)と、平壌の万寿台議事堂で会見した。朴東春外務省副相とゲンジドゥスト駐朝イラン大使が同席した。これに先立ち10日、白南淳外相も同代表団と会見した。(朝鮮通信)
朝鮮労働党代表団とモンゴル民族民主党代表団の会談が10日、平壌で開かれた。共和国側から党中央委員会政治局委員候補の崔泰福書記、モンゴル側からはエルベグドルジ団長(党委員長)ら代表団メンバーとビャムバ駐朝大使が出席した。(朝鮮通信)
南朝鮮・起亜グループの中核企業、起亜自動車の労働組合員1万余人は10日、所下里工場(京畿道光明市)など各地の工場で集会とデモを行い、雇用安定対策の実行を訴えた。起亜自動車をめぐっては現在、現代グループ傘下の現代自動車への吸収合併の話が上がっているが、当初、起亜側の労働者の雇用を2000年まで保障すると約束した現代側から、生産職労働者に対する整理解雇案が出されたことで、労組側が反発していた。
一方、高麗大(ソウル市)、慶煕大(同)など7大学の総学生会会長は4日、高麗大学生会館で会見し、当局と財閥が進める構造調整に伴う不当な整理解雇の即時中止を訴えた。
最高人民会議常任委員会の金永南委員長は8日、フセイン・ヨルダン国王の死去と関連してアブドラ新国王に弔電を送り、同国王と政府、国民、遺族に深い哀悼の意を表した。(朝鮮通信)
共和国女子サッカーの金淳姫選手が、米国で開かれる女子サッカー米国代表対世界選抜の試合に世界選抜の一員として加わることが決まった。金選手は試合出場のため、8日に平壌を出発した。
今回、初めて結成される世界選抜は、夏に米国で開かれる第3回世界サッカー選手権に出場する、共和国、中国、ロシア、イタリア、ドイツ、ブラジル、メキシコなど15ヵ国の選手で構成される。金選手はこれまで多くの国際試合に出場、世界的に高い評価を受けている。 (朝鮮通信)
南朝鮮の民主化実践家族運動協議会(民家協)は3日、「良心囚の無条件釈放と大赦免を求める街頭キャンペーン」を開始した。民家協はキャンペーン開始に際し、「各地の矯導所で、役員と検事が結託して良心囚に遵法誓約書への署名を強要している」と指摘。昨年の「8・15特赦」の時のように、遵法誓約制度に従うことが赦免の条件になってはならないと強調した。キャンペーンは、「3・1特赦」実施当日まで続けられる。
一方、8日には、キリスト教の金寿煥枢機卿が「3・1特赦」に伴う大規模な良心囚釈放措置を求める書簡を「大統領」の金大中あてに送った。