総聯福岡県本部、マスコミ各社と朝鮮問題懇談会
総聯福岡県本部と、マスコミ各社との1999年度朝鮮問題懇談会が12日、福岡市内で行われた。総聯県本部の呼びかけで開かれたもので、共和国に関する無責任な報道が横行する中で、マスコミに対朝鮮観の是正を求め、朝鮮へのより深い理解を促すことが目的。
総聯側からは、鄭泰文県本部委員長ら4人が、マスコミ側からは、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、共同通信社、時事通信社をはじめ、福岡報道責任者会議に加盟している14社中、13社の責任者と、各社の朝鮮問題担当記者23人が参加した。
懇談会ではまず、鄭委員長が朝鮮問題におけるマスコミの問題点を指摘。公正な報道を求めた。
質疑応答では、人工衛星打ち上げ後の共和国を巡る情勢と朝・日関係、社会主義経済建設に関する質問が出され、総聯側がこれに答えた。
続いて行われた懇親会では、マスコミ関係者から、今後も定期的にこうした場を設けて欲しい、などの声が聞かれた。