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福島・中通商工会で連続講座


 中通同胞商工人講座「生き残りの為に」が2月20日、総聯福島県本部で行われ、30余人が参加した(写真)。

 同講座は、福島県中通商工会(48・鄭吉明会長)が、不況を乗り切るための経営戦略・能力開発の研究の場として、昨年10月から毎月1回ずつ開いているもので、今回で5回目。

 これまでは従業員評価システムや貸借対照表の改善策などについて講義が行われてきたが、今回は、県下を中心に遊技店チェーンを展開する(株)ニラクの鄭恙雄代表取締役社長(50・県商工会副会長)が、経営者が持つべき姿勢とビジョンについて講演した。

 鄭氏は企業存続のためには、自分の会社が現在どのポジションに置かれているかを見定め、5年後、10年後の位置を模索すべきだなどと述べた。

 参加者らは、「危機意識を自分なりに明確化するのに役立った」などと感想を語っていた。